top of page

厚生年金保険料徴収逃れ②

  • 執筆者の写真: oda
    oda
  • 2019年7月6日
  • 読了時間: 1分

東京都内のタクシー会社が香港のダミー会社を使い、少なくとも6000万円超の厚生年金保険料を免れていた。

従業員は、タクシー会社とダミー会社の2か所から給料明細をもらっていた。

税理士や社会保険労務士から「海外企業を通じて給与を支給すれば保険料を安くできる」と助言されたという。

(出典:平成29年9月25日読売新聞)

記事の通りなら、税理士法違反は明らかで厳しい処分を望みたい。

士業による不法行為、脱税指南等の反社会的行為は許されるものではない。

将来の年金不安、漏えいや支給もれ、支給額誤りの放置など厚生労働省のいつまでたっても旧態依然でどうしようもない体たらくは問題だが、かといって、悪質な保険料逃れは年金制度自体が揺らぎかねない。地元の年金事務所のチェック体制も強化していただきたい。

最新記事

すべて表示
税務署の調査と国税局資料調査課の調査の違いと対応のポイント

「税務調査」と聞くと、会社や自宅に調査官がやってきて帳簿や領収書を確認する場面をイメージされる方が多いと思います。 実は税務調査には 税務署による調査  と 国税局資料調査課による調査  の2種類があり、それぞれ役割や対象が異なります。...

 
 
 
インボイス制度と税務調査の重点ポイント

1. インボイス制度の概要 2023年10月にスタートしたインボイス制度(適格請求書等保存方式)は、消費税の仕入税額控除を受けるために「適格請求書(インボイス)」の保存が必要となる制度です。 この制度によって、免税事業者との取引処理や経過措置への対応、請求書の管理体制の強...

 
 
 
【知っておきたい】税務署の異動時期と税務調査のタイミング

こんにちは、税理士の小田です。 今回は、税務署の“異動時期”と“税務調査”について、ちょっとした裏話も交えながらお話ししてみようと思います。 税務調査と聞くと、なんとなく構えてしまう方も多いかもしれませんが、「ああ、そんな流れなんだな」と知っておくだけでも、少し気が楽になる...

 
 
 

コメント


bottom of page