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B勘屋の暗躍

  • 執筆者の写真: oda
    oda
  • 2019年8月3日
  • 読了時間: 1分

虚偽の領収証等を発行することで脱税に積極的に関与し、一部を手数料として受け取る者のことを、いわゆる「B勘屋」と呼んでいる。

B勘屋はブラックのBと裏勘定をもじったもの。


あるB勘屋は、債務整理や閉鎖手続きを請け負うとして、閉鎖にかかる手数料を受領しつつ、会社を存続させ虚偽の領収証を発行してその手数料を得ていた。また、国税の追跡を逃れるために、本店移転をくりかえしていた。そのような会社を数100社も持っていたという。

具体的な手口は、架空計上金額をいったん会社口座へ入金させ、架空領収証を発行したのち、そこから1割を手数料とし残りをバックしていた。


このB勘屋を利用した会社が脱税発覚。国税局から10社で約5億円の所得隠しを指摘されている。

#B勘屋 #国税 #税務調査 #架空計上


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