法人税法上、資本金の額が1億円以下の企業は中小企業軽減税率等の優遇措置を受けられる。
外形標準課税(地方税)は、企業が赤字でも事業の規模に応じて課税され、赤字でも一定の行政サービスの恩恵は受けているでしょうということで、従業員給料、賃借料等に応じて課税される地方税です。
資本金1億円以下であればこの税が課税対象外とされる。
2021/5/26読売新聞が報じた資本金を1億円に減資した企業の例として、次の企業をあげている。かっこの金額は元の資本金。
スカイマーク (90億円)
JTB (約23億円)
井筒屋 (約105億円)
カッパ・クリエイト(98億円)
大庄(居酒屋) (約86億円)
元気寿司 (約11億円)
JOLED (約877億円)
レオパレス21 (約812億円)
ANAあきんど (10億円)
コロナが続く限り、この節税目的の減資は続いていくでしょう。
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