top of page

消費税の逆進性と消費税軽減税率

  • 執筆者の写真: oda
    oda
  • 2015年10月2日
  • 読了時間: 1分

消費税の逆進性と消費税軽減税率

一般に税負担はその人の収入に応じて負担すべきという考えがある中、消費税の場合、収入の低い人が負担する消費税のほうが収入の高い人が負担する消費税に比べてその割合が高くなる。この関係を消費税の逆進性と呼んでいます。

所得の低い人は高い人に比べ貯蓄に回す余裕はなく、その収入の多くは食料品など人が生きる上で欠かせない生活必需品の購入に当てられています。

そこで、生活必需品などに課税される消費税の負担を少しでも軽くするため、各国では従来から一部の生活必需品(モノやサービス)に対して軽減税率を適用しています。

国 英国 独 仏 伊 中 日本

標準税率 20% 19% 20% 22% 17% 10%(2017年4月~)

食料品 0 7% 5.5% 10% 13% ???

2017年4月の消費税率10%への増税とセット、バーターでの軽減税率導入は技術的にもスケジュール的にも少し難しい状況になってきています。


 
 
 

最新記事

すべて表示
税務署の調査と国税局資料調査課の調査の違いと対応のポイント

「税務調査」と聞くと、会社や自宅に調査官がやってきて帳簿や領収書を確認する場面をイメージされる方が多いと思います。 実は税務調査には 税務署による調査  と 国税局資料調査課による調査  の2種類があり、それぞれ役割や対象が異なります。...

 
 
 
インボイス制度と税務調査の重点ポイント

1. インボイス制度の概要 2023年10月にスタートしたインボイス制度(適格請求書等保存方式)は、消費税の仕入税額控除を受けるために「適格請求書(インボイス)」の保存が必要となる制度です。 この制度によって、免税事業者との取引処理や経過措置への対応、請求書の管理体制の強...

 
 
 
【知っておきたい】税務署の異動時期と税務調査のタイミング

こんにちは、税理士の小田です。 今回は、税務署の“異動時期”と“税務調査”について、ちょっとした裏話も交えながらお話ししてみようと思います。 税務調査と聞くと、なんとなく構えてしまう方も多いかもしれませんが、「ああ、そんな流れなんだな」と知っておくだけでも、少し気が楽になる...

 
 
 

コメント


bottom of page