工事進行基準
収益の総額と原価の総額を事前に見積もり、工事の進み具合(実際にかかった原価の額などを基に計算)に応じて各期に収益を計上するものです。
建設、造船の請負契約、また、ソフト開発にも適用します。
工事完成時に一気に売り上げと原価を計上する工事完成基準に比べ、各期に実際に発生した原価を基にその割合で収益を分割して計上していくことで、各期別の企業業績を判断するのに客観性があるといわれています。
しかし、一般的に会計上の見積もりの不確実性が大きいため、重要な虚偽表示リスクが高くなる懸念があります。
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