top of page
執筆者の写真oda

大手広告代理店系社員による多額の架空発注

広告代理店のCM製作費の中に架空の外注費を紛れ込ませ、経理を通じ詐欺仲間の口座へ支払いを繰り返し、なんとその総額たるや3年で7億超とのこと。2021年2月2日付け日本経済新聞が報じている。

この金額は、表になった額、明らかになった額であり、本当の横領金額は相当額に膨らんでいることが想定される。

記事によると、業界を代表する超大手でありながら、CM受注とその製作費について、受注ごとの損益管理が不十分であったため受注額を大幅に超える架空外注費にも気付かなかたようです。随分とお粗末な話です。

新聞報道を受け、国税による再調査も実施されることでしょう。


閲覧数:42回0件のコメント

最新記事

すべて表示

キャバクラ代の取り扱いについて

キャバクラ代というテーマは、税務調査でも頻繁に議論の対象となる経費の一つです。 元国税調査官の経験を活かし、どのような観点で判断されるのか、そして注意すべきポイントについてお話しします。 キャバクラ代は経費になるのか? 結論から言うと...

税務調査で不正が発見された場合の対応とリスク

税務調査の過程で不正が発見されるケースもあります。 不正が発覚した場合、重加算税や延滞税といったペナルティが課される可能性があり、経営に大きな影響を与えることもあります。 今回は、税務調査で不正が発見された場合のリスクや対応方法について詳しく解説します。...

最近の税務調査の傾向とその対策

今回は、近年の税務調査における特徴的な傾向についてお話しします。 税務調査の対象や注目されるポイントは、時代や経済状況、税法改正などによって変わることがあります。事前にこれらの傾向を把握しておくことで、調査に備えた適切な対策が取れるでしょう。 1....

Comments


bottom of page