個人情報保護委員会によると、マイナンバーを含む特定個人情報の漏えい事案等の報告のうち、100人以上の漏えいとなった「重大な事態」の2件の内容は、
①民間事業者において、従業員等約400人分のマイナンバーが記載された扶養控除等申告書を顧問税理士に郵送するために車で郵便局へ移動途中、 10分ほど車を離れたところ、車両の窓ガラスを割られ、当該申告書が入った段ボールケース等を持ち去られた事案、
②民間事業者において、再委託先の担当者が、情報システムに記録されていた社員情報(特定個人情報を含む。)約400人分を 誤って削除した事案の2件である。
これらは、あくまで、個人情報保護委員会へ報告があった事案です。
漏れていても気づかない事例、敢えて報告しない事例など、だくさんあるはずです。
自分のマイナンバーについて、1回でも勤め先に知らせたり、行政手続きに利用したりした場合、自分の知らない間に漏れている可能性も否定できないことから(ネットを介した場合、情報を抜き取られていてもほとんど気づきません)全く漏れていないという確信はもはや得られない状況です。
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