top of page
執筆者の写真oda

シェアエコと税務調査

シェアリングエコノミーを巡る税務調査の状況

コロナ禍の巣ごもり、リモート勤務の普及で料理宅配サービスやクラウドソーシング等の需要が高まり市場規模も大幅に膨らんだ。

そんな中、当然、税務調査もこれに着目し集中的な調査を行っている。

国税庁が公表した2020年度の所得税調査によると暗号資産取引、ネット通販、ネットオークション、シェアリングビジネス、ネット広告、アプリ配信等のデジタルコンテンツ等に調査を集中させた結果、申告漏れも1.5倍になったという。


ネット取引の匿名性により申告しなくても大丈夫などと大きな勘違いをしている人も多いのも事実としてある。

逆で、国税の情報収集能力を侮ると大変なことになってしまう。


Uber EATSなどはその典型で、国税局はウーバーイーツジャパン等から配達員の報酬額や銀行口座など課税に必要な情報提供を求めているらしい。



閲覧数:12回0件のコメント

最新記事

すべて表示

キャバクラ代の取り扱いについて

キャバクラ代というテーマは、税務調査でも頻繁に議論の対象となる経費の一つです。 元国税調査官の経験を活かし、どのような観点で判断されるのか、そして注意すべきポイントについてお話しします。 キャバクラ代は経費になるのか? 結論から言うと...

税務調査で不正が発見された場合の対応とリスク

税務調査の過程で不正が発見されるケースもあります。 不正が発覚した場合、重加算税や延滞税といったペナルティが課される可能性があり、経営に大きな影響を与えることもあります。 今回は、税務調査で不正が発見された場合のリスクや対応方法について詳しく解説します。...

最近の税務調査の傾向とその対策

今回は、近年の税務調査における特徴的な傾向についてお話しします。 税務調査の対象や注目されるポイントは、時代や経済状況、税法改正などによって変わることがあります。事前にこれらの傾向を把握しておくことで、調査に備えた適切な対策が取れるでしょう。 1....

Comments


bottom of page